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「前代未聞」に警察も記者も戸惑い
――中国製ギョーザ薬物混入事件
 安原 裕人 (やすはら・ひろと)
横浜市出身。05年朝日新聞社に入社し、盛岡総局員を経て07年9月から千葉総局員。これまで警察、司法を主に取材し、4月からは千葉県政、千葉市政などを担当。
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「これって警察のやることかな。しかも捜査1課が・・。殺人未遂事件なんかじゃないよ」
1月30日午後4時、千葉の2家族がメタミドホスの混入した中国製のギョーザを食べ、中毒症状を訴えた事案を発表した日の夜、県警の幹部が言った。前代未聞の出来事にとまどっているようにみえた。
「原因は中国にあるので千葉県警はどうしようもない」「食の安全は、警察が管轄することなのか」。今回の取材を通して、県警の捜査員をはじめ、科学捜査研究所の幹部らからも事件に対するとまどいやいらだちを感じた。ある県警幹部も自宅前で「なんでウチなんだよ。他の事件の鑑定も進まないし。厚労省、保健所でもいい。他がやるべきだよ」と各社の記者を前に息巻いた。
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