「天蚕(てんさん)」は日本原産の蚕で、長野県安曇野市穂高の特産です。天蚕は野山でクヌギやナラなどの葉を食して生育しています。まゆは萌黄色の長円形で、白い絹糸(家蚕糸)と比べてつやのある優美な光沢としなやかでしわになりにくい特性があります。
明治30(1897)年ころが最盛期でしたが、火山の噴火や戦争で衰退し、「幻の糸」になってしまうことを危惧した穂高町(当時)が、昭和48(1973)年に飼育再開に乗り出しました。現在では、飼育委託農家が配布された卵でまゆを生産し、市が収穫されたまゆを全粒買い上げ、反物、ショール、マフラーなどに加工し、販売しています。この天蚕糸を織り込んだカード入れを20人にプレゼントします。
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