好悪のレベルにこだわらない

祈りの空間(撮影:後藤親郎)
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2010年奈良で開催予定の、平城遷都1300年祭のマスコット・キャラクターが話題になっている。同事業協会が採用したのは、彫刻家の籔内佐斗司(やぶうち・さとし)さんの作品で、賛否両論の展開となっている。
仏に角を生やすとはケシカランとか、気持ち悪いというような否定的反応が巷間(こうかん)の一部にあり、メディアがそれを報道する中で、くだんの作品が人のよく知るところとなったのだ。その結果、愛称募集には、全国から1万4千件を超す応募があるという。
話題の作品は、籔内さんオリジナルの童子形を基本にして、愛らしい頭部に鹿の角を生やしたもの。その角の部分だけがいわゆるユルキャラ風で、ややしっくりこない印象だが、マスコットのことだし、そう深く追及することもない――まあ、ええのちゃう(いいんじゃないの)。というのが、私などの受け止め方だ。
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